お笑い、やってみたい

ラランド、チュートリアル、オードリー、スーパーマラドーナ

面白い人を見るのって、本当に幸せになる。

いつもは使っていない脳のどこかから、得体の知れない空気のような液体のようなゼリーのような物質が、体を熱くする感覚。

いままでで出会ったことのないワード、動き、表情。

脳が見たことないものを見た時の感動は、どの感動よりも好きだ。

インターネットやSNS、AIが発達してきて、人と人の距離、有名人と会話できたり、景色なども映像で実際にそこにいるような体験ができるようになってきている。

感動が、感動できたはずのことが消費されてしまう。

新しく体験したいことが、家にいて体験できてしまう。

これから、何を楽しめば良いんだろう。

そう考えた時に、ふと、お笑いは?と思った。

人生で、自分の食事と睡眠が守られたつぎに必要なのは、人間との関わりだと思う。

無人島に置き去りにされてしまったら、数日は釣りや寝床や火を起こしたり。無人島といえば、みたいなことをするかも知れない。

でも1週間もしたら、寂しくて泣いてしまって、生きていけないと思う。

人が近くにいる、というのは、圧倒的な安心感があるはずだ。

そんな、無人島に投げ出されても、僕と一緒にいてくれる人に、僕は何ができるだろう。

無言でご飯を出すこと?住居を提供する?

やっぱり、会話をしたい。そして、楽しんでもらいたい。

会話をすることは、言葉を発すればできるかも知れない。

でも、人間として、知的で、創造的で、相手の脳に得体の知れない何かを放出させられるような人でありたい。

そう思った時、お笑いを学びたい、と思った。

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