ラーメンICHIKOROのレビュー

雑記

ラーメンには、あやまってほしい。

昼も夜もたべられちゃいます、テヘ♡みたいな顔してこっち見おって…。

おかげでこっちは大学から10kg太ってんだ!人の人生くるわせてたのしいか!

謝罪しろっ!こんなにうますぎることを!

はい、ということで。

お昼に麻布十番にある「鶏そば156本店」にお邪魔しました。

新しいラーメン屋とか新しいところに行くと、常連さんとかがいると入りにくいなとか。ルールが厳しかったりとか、店内の様子見えにくくて怖いなとか、中のルールがよくわからなかったりっていうところが入りにくい要因なんだけど。

ここはわりとオープンなラーメン屋で入りやすい雰囲気。この入りやすさって何かなって思ったんだけどドアが大きいことかな。ドアが大きいと中を見通しやすい。

やっぱり中から何が出てくるのかなってわからないものってめっちゃ怖いじゃん?ホリケンさんのボケとか。

だけど、結構奥が広そうだなって見えるくらいの窓の大きさ、ドアの大きさだったので、こっちが安心して入ることができました。

まず入ったら食券を買って、店員さんに渡すっていうスタイルなんだけど。正直ちょっと高いかな全部。1000円1200円以上だったからね。

一番人気の青さそばでもう1200円弱。汁なし担々も1300円。大体1200円から1400円の間ぐらい。

1200円から1400円でトッピングとかすると、もう1500円を超えてきちゃうような感じです。うーん、がんばれ日本!安くしたい!物価を!

何食べようかなと思って見てみたんだけど。はじめてのラーメン屋さんは一回困るよね〜。

オーソドックスを食べるのか、ちょっと変り種を食べるのかっていうところで必ずまよっちゃう。人気って書かれてるのがオーソドックスなんだけど、期間限定を出してくれるラーメン屋さんって、一番最初のページに期間限定のボタンがあることおおい。今回の期間限定は、バジルみそラーメンっていうやつだったの。バジル味噌ラーメンで聞いたことないじゃん?

味噌ラーメンもしばらく食べてなかったし、そこにバジルがのってんだってよ!

「え?まじで!?バジルくんものってんの?あつい!」

と地元の不良先輩のこという、みたいな。

写真に青々とした緑の葉っぱが載ってるっていうのがなんか新鮮で。ちょっと目を引いたと。

バジルって、イタリアンとかしか食べたことなかったから興味しんしん。パンダはしゃんしゃん。

そのバジルがみょうにぐっと印象が強かったから、今回はきみにきめた!まよったサトシ。

細麺か太麺かを選べる。太めはプラス100円。

でもラーメンはやっぱ太麺が好きなのよ。博多のラーメンは細麺でもいいけど、普通のラーメンは太くてコシのあるラーメンが好きだから100円高いけど太めにしちゃう。次に麺を大盛か並盛りか。これはもうね、昔なら大盛一択だったよ。

もう今はね、胃がうけつけません入りません。ということで並盛に。並盛です。

あとはね、俺が目を引いてしまうのは、パクチー。パクチーがやばいのよ。パクチーはね、とにかくあったら食べちゃう。

今回は、味噌ラーメンでパクチー合うのか〜どうなんだ〜!アリーナー!?ってオレの中のあゆが叫んでるけど、もう合う合わないじゃないの。あるならのせる。ないならのせない、あたりまえ。

ということでプラス300円です。

ていうことは計1700円超え。高い…。ラーメンで1700円は高いです。

やばい。これは高いですよ。ただ今日はしょうがない。興味しんしん。パンダはしゃんしゃんだから。

発券して席へ。

外から見えた通り、店内は結構広くて。

4人がけの席が2つくらい。カウンターはズラッと10以上はあったかな?

ラーメン屋のカウンターって結構ぎっちぎちにつくっているとこあるじゃない?

ここは隣の席との感覚がゆったりしていて、カフェ感覚で食をたのしめる空間でした。

厨房もひろびろ。店員さんどうし場所取り合戦もなくパーソナルスペースひろい人でもやっていける職場だろうなと思うので、次の転職先にぜひ。

まっているあいだ、卓上のメニュー見てたんですけど。

これ。見たときにね?

この店、すきぃ!って思うポイントがあって。

この、皿のチョイス。たまらんなぁ〜!と。

餃子の迫力がおしよせてきたっ!みえないはずの効果音が目でみえるとこんなにとびでてみえるんだ!

この店への愛情ポイント1。いいねぇ。

そうこうしているうちにラーメンが届いた。

そしたらね、皿が器が斜めなの。

どういうことかっていうと、普通の器はろくろでやって一生懸命回して食べ口が地面に平行でしょ?

じゃないの奥がちょっと高くて、手前自分が食べる方がちょっと浅くなってるわけ。

あれ、目の錯覚かなって思ったんだけど、横から見てみると、あらびっくり。
ななめになってます。

これは俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。

この工夫すごいと思いました。ただその分、これ平行だと思ってかたむけすぎたら服ビチャビチャになりますけど。

器についてやんややんや言ったあとでね。いざ実食です。

見た目はめちゃくちゃいいよ。やっぱラーメンって茶色茶色でチャーシューも茶色、麺も茶色、メンマも茶色、もう全部茶色ってなっちゃうところを。今回は緑、バジルが入る。さらに俺はパクチーを入れちゃってるから、茶色よりも緑が広がってる。もう緑ラーメン。

地球の大地より木がおおいです、みたいな。もう植える土がないよ〜って。

バジルよりもパクチーの方が多いからね。

でもバジルも負けてないです。やっぱいい香りがするわけよ。いやバジルってすごいな。1枚だけでもこんなに風味を変えてくれる魔法葉っぱ、魔法葉っぱなのです。マジカルリーフ。こう聞くと、麻薬みたいなんで捕まる前にとりあえず食べてみようと。

食べ始めるわけですよ。そぼろと味噌が混じり合ってる塊を崩しながら食べていくと麺がうまい。麺だけでも食べれるぐらい。

好きな麺。丸じゃなくて、角ばってるタイプの太麺で。太麺と言いつつも、スパゲッティに角をつけたみたいな細さ。あと俺が好きなのは、ズルズルズルッて食べられるすすったときに、ツルツルしてる表面のなんか膜が張ってるような光沢のある麺が好きなんで、まさにそれオレが一番好きな麺。これは美味しい。

すったらやっぱシコシコで歯ごたえも素晴らしいちょうどいい。硬すぎずやわすぎずっていうところ、どっちかというと硬めよりでも硬すぎないっていうところのいい塩梅、素晴らしいです。

いや問題のスープね。味噌がすごい効いている。小泉進次郎構文みたいになってしまった。

バジルのペーストがのってたんだけど、そのペーストに絡めるとあれだなイタリアンかなってやっぱ思うような味わい。

一番の驚きは、味噌とバジルが合うっていうところ。新発見。

これはすごい、バジル入るとイタリアン。ペーストだから、ちょっとねっとり感が出るのね、なんか味に味噌だとすっと入ってくるベタベタしてるときもあるけどすっと入ってくるスープ。スープだけど、バジルだとちょっと油みが強いというか、オリーブオイルの強さが出るかバジルがってよりかはオリーブオイルが入ってるからなんだろうけど邪魔しないのはバジルがほんのりだから。ただそのほんのりだからこそ、イタリアンを奥に感じるというか、上品な味わいになっているのが素晴らしい。このまとまりのある味噌ラーメンがすごい美味しいなっていうのでズルズル、もうどんどんたべられちゃう。

さらに、パクチーがバジルを邪魔しませんかって話なんだけど、全然しないです。パクチーはパクチーでやっぱり味が強いからこそバジルは1回置いといて、パクチーと味噌食べるのでもOKだし、バジルとパクチー両方絡めて食べてもいたりイタリアンの味もするし、やっぱり東南アジアの味もする。創作されたラーメン。いろんな要素がはいっても味わいがそんなにバラバラしないっていうのが素晴らしいな、計算されてるなっていうふうに思いました。美味しかったです。ありがとうございました。

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